声や表情で感情を表すゲーム

7月、梅雨が明けてしばらく経ちます。
朝は6時ともなるとセミの鳴き声と共に太陽の日差しが少しうらめしいほどに暑い日が続いています。

言語デイでは声や表情で感情を表すゲームを行いました。
ひとつの言葉はいくつかの状況によって使うことができます。

例題では、「いやー」の言葉で、①幽霊に出会った②断固として断る③褒められて照れている、
のいずれかの状況で使うつもりで参加者の方に声を出してもらいました。
次に、お題ごとに各チームから演者を1人選んで自分チームの人に声と表情で何の状況を想定して
演技しているかを当ててもらいます。
演者以外のチームの人が3つの選択肢の中から演者が演技した状況を当てることができたら
1人1ポイントが入るルールで、2つのチームに分かれてポイントで争いました。
Aチームは「断る、いやー」です。
チームの人は首をかしげながら、周りの人の反応を見ながら、
それぞれ考えておられます。
4人中2人が「断る」を選択され、2ポイント入りました。
Bチームは「褒められて照れている、いやー」です。
感情を込めて演じて下さったのですが、「断る」を選択される人が多く、
「照れている」を選択した人はチーム内におらず0ポイントでした。

次は「んー」、①美味しいものを食べて ②考え事をして ③トイレで気張っているです。
Bチームは「トイレで気張って、んー」です。
普段の成果?が出たのか表情も声の具合も迫真の演技でした。
チーム全員が正解で4ポイントです。
Aチームは「美味しいものを食べて、んー」です。
美味しいものを食べた感動が伝わらなかったのかポイントは1ポイントでした。
演者の方は難しいと苦笑いでした。

最後は「うわー」、①星空を見て感動 ②体重が増えてショック ③ジェットコースターに乗ってです。
Aチームは「星空を見て、うわー」です。またまたポイントは1ポイント。
Bチームの「ジェットコースターに乗って、うわー」は楽しそうな表情が伝わったのか3ポイント。
今回は手の動きは抑えてもらい、表情と声でどのような場面かを表現してもらいました。
身振りがなかった分、演者は難しいこともあったようでしたが、みんなで意見を交換しながら行いました。

普段のやり取りの際は自分がどんな表情で話しているか、あまり意識していなかったようですが、
表情や声の調子を意識して思いを伝えたら、周りとより良い関係が築けるかと思いました。