~は好きですか

冬に向かう気配を感じる季節になりました。
「~は好きですか?」という題目で課題を行いました。目的は参加者の皆さん同士のやりとりです。
これまでも会話や課題の中でそれぞれの好みや考えをお互いに話してきました。
今回はそういったエピソードを思い出しながら、参加者の方にどんな好みがあるかを考えてもらう課題です。

やり方は、司会が用紙した絵カードを質問者に1枚引いてもらいます。
その絵カードを好きそうな人を考えて、指名して、好きかどうかを質問してもらいます。
指名された人が「好き」であれば、OK。質問者は変わることが出来ますが、「いいえ」であった場合は
別の人を指名して質問してもらわなければなりません。

また、失語症の方は固有名詞(人の名前も含めて)をとっさに口に出すことが難しい方が多いですが、
お互いの名前を意識していただく為に、名札を配り、見えやすい所に貼っていただきます。
言える方は名札をヒントにしながら名前を呼び掛けてもらい、難しい方は名札を見て指差しをしてもらいます。

名札を配ると、参加者Aさんはおでこに貼って、名前をアピールしてくださいました。
Aさんのサービス精神に感謝です。思わずグループの皆が笑ってしまいました。

質問者がひいたお題は「ピーマン」。AさんはBさんの名前を呼びます。
Bさんは「好き」と答えてくださいました。次はCさんが質問者としてカードを引きます。
お題は「セロリ」です。「Dさん、セロリは好きですか?」Dさんは残念ながら「いいえ」と。
Cさんは別のEさんを指名します。Eさんはうなづきながら「いいがねー(好き)」と。
Cさんはほっとしたようです。ちなみに他の人に聞いてみるとセロリは嫌いという方が複数おり、
好き嫌いが分かれるようでした。

次はFさんです。引いたお題は「読売ジャイアンツ」です。カープ好きのFさんは「うわー」と声を上げます。
実はAさんはジャイアンツファンということを以前から話されていました。
印象に残っていたのかFさんは「これはAさんじゃ」とAさんを指名されました。
Aさんは勿論「好きです」と。
その他、ゴルフなどのお題もそれぞれ好きな方を想像して指名されていました。
こちらが意図して用意したお題は想定していた方を指名されて答えておられ、
皆さんの中でそれぞれの個性が印象に残っているのだと感じました。