春の仲間たち

4月4日

寒さが居座り、冬物を手もとに置き続けていたら、一気に春がやってきました。

さあ、冬物と春物の入れ替えです。

「押し入れや物置に片付ける物は?」
「こたつ」「ブーツ」「厚布団」「ジャンバー」…次々と挙げてゆかれます。「そうだ、土鍋も!」

「では、何を出して来ましょうか?」
「扇風機」「UVカットのもの」「そうめんの用具」「防虫剤や散布に要るもの」

「では、春とともに元気な姿を現す生き物は?」
「手のひらを太陽に」を斉唱すると、続々登場してきました。
途中、お一人が調子を外し、泣き笑いともつかない声になりました。
「だって、ミミズは嫌いだから…」と苦笑いされます。「オケラって、どんな虫?」「人にもオケラっているね?!」

この歌には誕生秘話があります。「作詞のやなせたかしさんが屋根裏の暗がりで懐中電灯を使いながら探し物をしていたら、偶然、手が懐中電灯の光を受けて真っ赤に透けた。当時、気分が深く沈みこんで生きる元気を失くしていたが、これを見て気持ちを立て直し『ぼくらはみんな生きている』の詞につながった。」
この話を皆で追体験しようと、段ボールで囲った“暗がり小空間”に手を入れて、懐中電灯で照らしてみました。厚みのある掌は透けませんでしたが、爪の生え際から先が赤く透けるのを見ることができました。

20180404

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