ウェルネット記念日(3)~健康増進施設

ごあいさつ

西広島リハビリテーション病院
病院長
岡本 隆嗣
はじめまして!このブログは患者さん、ご家族の方、一般の方、そして職員にも、 当病院のことをもっと身近に感じていただきたいという思いで作りました。 日々の出来事の中で私が思ったことをつづっていきたいと思います。
先月は「平成」が最後ということで、新聞やテレビで平成の30年を振り返る特集が数多く組まれていました。その1つが「健康ブーム」であることは異論がないでしょう。
 次々と流行るダイエット法、青汁や赤ワイン、チョコレート、玄米、ブルーベリー、塩麹、サバ缶などの食材、腹筋マシーンや脳トレゲームなど数多くの健康グッズ、ビリーズブートキャンプなんてものまでありました。またメタボリックシンドロームという言葉もすっかり定着しました。
 テレビ番組で取り上げられた食材が翌日にはスーパーの棚から無くなり、通信販売で健康機器が爆発的にヒットするなど、健康への関心はまさに社会現象でした。最近元気な高齢者が増えたように感じますが、このこととは無縁でないような気がします。
当法人には、生活習慣病や運動器疾患の予防・改善・介護予防などを目的とした健康増進のための施設「健康開発センター ウィル(WiLL)」があります。人間ドックとフィットネスジムで構成されています。「地域住民にとって一番良いのは病気や要介護状態にならないこと。健康増進のための施設を作りたい。」という初代理事長の思いで、医療・介護・予防のウェルネット(WEL・NET)の1つとして1992年にOPENしました。
ウィルの役割は病気を未然に防ぐことだけではありません。世の中が便利になるに連れ、我々はますます体を動かす機会を奪われています。その結果運動不足となり、脂質異常症や高血圧、糖尿病などの生活習慣病だけではなく、これらが引き金となる脳梗塞や心筋梗塞、また肥満や筋肉・骨の減少から膝や腰の痛みなどが引き起こされます。いち早く生活習慣病を見つけ出し、まずは運動することです。運動は筋力を増やすだけでなく、骨を丈夫にし、血圧を改善し、糖尿病や心疾患の危険を減らします。早期生活習慣病であれば、改善される可能性が高くなります。
 健康への関心が高まっているからか、最近は人間ドックの受診者だけでなく、フィットネスの会員も増え、近隣の利用者の皆さんの元気な声がホールに響いています。先日、当フィットネスを長年利用されている近隣の方に、「ここに通いだしてから健康診断の数値がすっかり良くなった。やっぱり肥満は万病の元。このような施設が近くにあって本当に良かった。」と話しかけられました。お腹が出ている私には耳の痛い言葉でしたが、まさに「運動は万能薬」と言えるでしょう。運動は自分で行え、最大の効果がある「治療」です。
初代理事長は「自らのために自らが行うリハビリに対して、患者さん・ご家族の意識改革がいちばん大切なこと」と考えていました。ウィルはそのために自分と向き合う場所と言えます。
 新しい時代に心機一転。健康が気になる人は、人間ドックを受けて、たくさんの仲間と一緒に運動しませんか?元気なスタッフと一緒にウィルでお待ちしてい思います。