朋和会 祝30周年!

ごあいさつ

西広島リハビリテーション病院
病院長
岡本 隆嗣
はじめまして!このブログは患者さん、ご家族の方、一般の方、そして職員にも、 当病院のことをもっと身近に感じていただきたいという思いで作りました。 日々の出来事の中で私が思ったことをつづっていきたいと思います。
「朋和会 祝30周年!」
広島は今年「カープ一色」でした。患者さん達もカープの勝利から元気をもらい、カープの話になると皆笑顔。街中が真っ赤に燃えていました。25年ぶりにリーグ優勝し、32年ぶりの日本一を目指しましたが、最後は力尽きて負けてしまいました。
 その最後の日本一から2年後の1986年、その年は逆転でのリーグ優勝でした。そして3連勝4連敗で敗退した日本シリーズの終了から1週間後の11月4日、この佐伯区の地に当院が開業しました。
今年は開業から30年を迎えます。30年前は「リハビリテーション」という言葉も一般的でなく、ノウハウも何もありませんでした。いくつもの苦難の歴史がありましたが、利用して下さった患者さん達、そして地域の皆様に支えられながら、歴代の職員が手探りで頑張り、そして現在までバトンを繋いできました。
 初代理事長の掲げた「信じあい 明日を拓く」という理念は、「患者さんを含めた互いの信頼関係のもとにチーム医療に取り組み、未来に向けて挑戦し続けること」を意味しています。
 このページをご覧になっている皆さんはお気づきだと思いますが、この30周年企画として、病院のホームページをリニューアルしました。この理念を受け継ぎ、日々頑張っている職員の姿をこのホームページから感じ取って頂けると幸いです。

またもう一つの企画として、「知って役立つリハビリのお話」という本を記念誌として出版いたしました。記念誌というと、その企業の歴史を綴ったものが一般的ですが、「患者さんのための企画が何か出来ないか」という声が職員から挙がってきました。丁度その頃、出版元の南々社さんから「リハビリを分かりやすく解説した本を出しませんか?」と声をかけて頂きました。
 患者さんと関わる中で、「もっと早くこのことを知ってもらっていたら、予後の生活改善に役立ったのに」と思うことがたくさんありました。「地域で生き生きと暮らしていくために、ぜひ知っておいてもらいたい」という私たちの思いを詰め込んだ本になっています。イラストや図が多く、一般書としても読みやすく仕上がっています。病気をした人も、そうでない皆様にも、予防を含めたリハビリの手引書として、ご活用頂けると幸いです。

最後に、2012年10月に始めたこのブログも、丁度今回で50回!4年前に始めてから、「毎月楽しみに読んでいますよ」と多くの皆様から温かい言葉を頂戴してきました。次の目標は100回、と言いたいところですが、まずは51回目です。
 これからも朋和会は、職員一同一歩ずつ歩んでいきます。今後も頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。